2014年ミラノ~ヴェネツィア ③ [旅行(海外)]

寒さのピークをやっと脱したように思います。
それにしても空気が汚れてる・・・cowcow(@_@;)です。
旅行のことつづります。

ドゥオーモの横には有名なアーケード、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアがあります。
017.JPG217.JPG
ヨーロッパに来たという感じが満載な所です。
天井も綺麗ですが、床のモザイクも見事で綺麗です。
264.JPG
牛の股間にかかとをつけて一周回れば幸福になれるというのがあるところです。
みんなやってました。もちろん我々も。
222.JPG


ミラノの観光で忘れてはならないのが、「最後の晩餐」でしょう。
その「最後の晩餐」がある、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会へ行ってきました。
076.JPG
写真には写ってませんが、この教会の左側の食堂の中に「最後の晩餐」はあります。
絵ばかりが有名ですが、この教会自体も非常に美しい教会です。
(最後の晩餐という題材の絵は食堂に描かれているものが多いです)

「最後の晩餐」は完全予約制。25人づつ、15分間のみ見ることができるというシステムです。
事前にネット予約したのですが、サイトに書いてある内容があまり理解できないのと、良い時間の予約が埋まっていたのとで予約完了まで結構苦労しました。

しかし苦労したかいがありました。想像以上に良かったです。
「この中に私を裏切る者がいる」という劇的な場面を、まるで舞台演劇を見ているように演出しているところが面白い。座っているとちょうど舞台のある高さに描かれています。キリストの言葉に、他の12人がまるでざわついているかのような動きがあるように見えます。静かな表情のキリストとは対照的に他の12人は驚きや困惑の表情があります。
レオナルド・ダ・ヴィンチがこの空間を利用して描いているので、ここで見ないとその価値は全く無いという絵だと思います。天井や壁がこの絵の一部になるように描かれていて、空間全体が絵となっています。15分はあまりにも短い時間でした。
しかし、損傷はひどく、もし損傷無く細部まで残っている状態ならばもっとレオナルドの演出や技巧に驚くことになったんじゃないかと思います。レオナルドのすごさに初めて触れた気がします。ここに来れて良かった。
011.JPG
このように絵を切り取ったものだけではなんの価値もないものだと、行って気付きました。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。